ザグリの中も、きれいにね! |
アコースティック・ギターの場合、ボディ内部にホコリを溜めておくのがよろしくない事は、皆さん先刻ご承知のこととは思いますが、エレキだとどうなんでしょうね〜?やっぱり良くないと思いますよ。 ストラトとか、ピックガードで蓋をされているにもかかわらず、ながの年月の間には綿ボコリや煤が溜まってきますので、時々掃除をいたしましょう。 ところで塗装に使われる塗料の種類によっては、このザグリの内部がとても汚らしくなってしまっているものがあるんですね。粘度が高く速乾性の塗料で厚い塗膜を作った場合、塗装後の磨き上げの作業でやり残されてしまう部分、つまりPUキャビティーとかがデコボコのまんまだったりします。鍾乳石やツララ・・とまで言うと大げさですが、まぁ「育ちはじめた鍾乳石」ぐらい。指で撫でるとゴツゴツしてて痛い、そういう製品も結構あるものです。そういうデコボコ(というかギザギザ)な表面にホコリが積もると、拭き取るというのも面倒だし、だいいち気分が良くありません。僕はイヤです、そういう楽器。 ですので、あまりにもデコボコな塗膜が分厚くのってしまっている場合は、ルーターで削り落としちゃいます。 |
この画像はTokai SS-36。作業前の画像がないのでチトなにですが、まぁこんな仕上がりになります、ということで。 これはちょっと几帳面に作業しすぎたので、木部も場所によっては最大1mmぐらい掘り下げてしまってます。そこまではやらなくて良かったですね。 削った後はクリアラッカーを薄く塗ってあります。 |
こっちもTokai SS-36。一部木肌が露出してますが、こちらはそれほど削り落とさずに、表面をだいたい平らにするに止めた作業例。 |
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