販売期間:1986/08〜 いまだに現行品です。
20年の長きに渉ってロング・セラーを続けるデジタル機器です……ってあり得ないですよね、音楽以外の分野では。同じボス製品にでさえDD-6っていう最新型デジタル・ディレイがあって、大手楽器店のWebショップでの新品実勢価格を比較してみると、
DD-3 ¥15,000代
DD-6 ¥16,000代
って殆ど同額だから、まさかこの旧型の方を買おうっていう人はいないのでは?しかもDD-3はヒット商品だから中古市場にも相当数が出回っていて、こっち方面の玉も潤沢。だからDD-3の新品って実は全く売れてないというのが僕の予想。ボスのロング・セラーといっても、その実態はつまり鉄人き**さみたいなもの(ちょっと違うが)ではないかと。
尤も僕は楽器屋さんじゃないですから、実際のところは分かりません。
ちなみに、ヤフオクでのDD-3の落札価格は、¥5k台〜10k以上と幅があり全然安定してないんですが、平均して新品価格の半額以上である事は、ヤフオク的にはかなりな好成績。そういう点でもちょっと不思議な存在です。デジタルものなんて最新型を買えばいいじゃんと思うのですが。
「日本製/台湾製で落札価格が違うのか」とかは調べてません。
この機種の音的な話しなんて今更すぎますが、一応書いておきますか。
ディレイ音はツルンとして愛想も何もないデジタル・ディレイが嫌いな人が最も嫌うタイプのデジタル・ディレイの音と思われ。「初期のデジデレは音太い」神話は、この機種には当てはまらない……と思うのだが、デジデレ・マニアに言わせたら違うのかも。日本製/台湾製でも音違うのかも。どーでも良いです。
この製品、ショート・ディレイで"F.BACK"を最大付近まで上げると発振するのですが、デジタル・ディレイといえどもフィード・バックを作っている部分の回路はアナログなのでしょうか?
デジデレと言えども「メーカごとの音の差」これは明確にあって、その違いはどこで生じているのか?第一にはバッファですが、フィード・バックをアナログで作ってるのなら、当然ここでも音の違いが出てきますよねぇ。
2006/10/26 (改)2008/03/28
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