発売期間：1987/12〜

これはOD-2などの"TURBO"シリーズ同様、基板上にオペアンプがございません。

TURBO"I"の時の音は、DS-1を少しハイ上げしたような、良く言えば「派手目で抜けやすそう」、悪く言えば「硬くて細い」音ですが、基本的にはDS-1に似た音だと思います。昔風の、いなたい歪みではありません。
TURBO"II"の方の音ですが、私感では中域をカットしたいわゆる「中抜け」の音に思えます（音色がコーコー言ってますので）。「中抜け」と言うか、まあなんだかよく分からない「変な音」だと思いました。メーカーではこの音を大型アンプの箱鳴りを思わせる図太いサウンドであると宣伝してますが、えー？って感じ……

でもこの機種は人気あるらしいんですよね（現行品ですし）。メタゾネ的な現代的（というか人工的）な歪みではなくて、ボスのディストーションとしては歪み量の多い方であるってところが人気のポイントでしょうか。他に似たようなものもなさそうですし。

2008/06/06