electro-harmonix HOLYGRAIL reverb

spring/hall/flerbと、3種類のリバーブを切り換えられるようになってるんですけど、発売当初はこの多機能感が、むしろ不人気の原因だったのではなかろうか?

「余計なものを盛り込みやがって。無駄に割高なんじゃ!」みたいな。

あと、スプリングだけに特化してくれてるものの方が品質が良さそうで、八方美人型はどれも半端になりがちじゃないか?とか。

ところが廃盤となってしまった現在では、この多機能感がむしろプレミア高騰に拍車を掛けてるのではなかろうか?例えば「スプリングの音だけあればいい」と思ってる人からすると、

「ホールの音を欲しがる連中もいるから値段が吊り上がるじゃあ!」みたいな。

まあよくわかりませんけど、ともかくスプリングもホールも良く出来たリバーブだと思います。両方の音が必要な人にとってはお買得な製品ですね。flerb(モデュレーションが掛かったリバーブ)は、私個人的には良いんだか悪いんだかわからないんですけど、音響系みたいな方面での需要があるのかも。

エレハモの木箱;
「買った直後はゴージャスな感じがして嬉しいが、少したつとひたすら邪魔で鬱陶しいだけの存在となる」
と感じてる人も多いのではなかろうか?しかしこの木箱「だけ」を売りに出しても、けっこう買ってくれる人はいるものです。好きな人は好きなのかも。


2010/06/**





inserted by FC2 system