Maxon FL-9 Flanger

リイシューもされた"9"シリーズですが、この個体はオリジナルの方です。

4ノブのフランジャーなわけですが、その内の"DELAY TIME"というツマミ、これは「フランジングする帯域をシームレスに設定」するためのものらしい(ってマクソンのサイトに書いてあった。BOSS BF-2の"MANUAL"と同じものと思います)。しかしこの個体に関しては、経年変化か不調なのか、あまり「帯域がシームレス」に変化しているようにも思えず。

このツマミを回せば、確かに音色は変化するのですが、帯域の変化というよりも"DELAY TIME"という名称そのままの、ディレイ音(ショート・ディレイ)のコントロールのような効き方で、どうも、原音とエフェクト音が分離しすぎてるような印象です。
しかしディレイ・タイム最大にした場合、12弦ギター風の音が作れたりしました(ショート・ディレイ+フランジャーの合わせ技)。コーラスでそういう事をするのともちょっと違った効果でしたから、これはこれでありかなと。


2008/05/12





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