この製品の最大の特徴は、2通りのRATEをプリセットしておいてスイッチで切り換えるという、
「あってもなくてもいいようなおもしろ機能」
なんですが、

演奏中にRATEを変えたい場合にはどうするべきか、それはずっと昔にMXR様が模範例を示してますので。

しかしこの個体の場合は、そのRATE切替スイッチが不調で使えなかったというのがアレです。もっともパールの場合は、この個体に限らずスイッチが不調のものは多いらしいですね。

背面には外部フット・スイッチを接続できる端子を備えており、それを使用すればスピード切換は可能です。だったら最初から、前面にスイッチ2つもいらないよって。

音的には、
★18V仕様で低音ヤセが少ない
★MANUALツマミがあり、フェイザーとしては多機能な方
★モデュレーションの波形はきれい
というような特徴があり、その他に

★INPUTツマミで入力のゲイン・アップが可能
機能的には、これが一番優れてる（というか便利が良い）点かもです。シングルPUなど出力弱めのギターだと掛かりが浅い/音が遠いと感じられる場合がありますが、そういう時でもINPUTでゲイン・アップすれば深く、しっかり掛かるようになります。

2008/09/20