KORG WAVEDRUM

 ORIENTALの方を2012年3月に購入。その後2013年8月にノーマル(というかオリジナルというか白というか)を購入。

 両方とも中古ではなく、新品を買いました。ギターの新品を買う事はまずないし、マイクその他の機材でも大抵は中古で済ませる私ですから、この製品に対する厚遇っぷりは破格。
「近年稀に見る傑作」
だと思っております。ほとんど惚れてるに近い。
 なんですけど実は、両方とも定価から大幅値引きされた捨て売り品を買ってるので、あまり自慢出来るような話しでもないのでした。そもそも、WAVEDRUMの中古ってあまり売りに出ないのです。それに、ぼこぼこひっぱたく使い方をされる電子機器の中古を買うのはちょっと怖いから、ディスカウントされた新品と中古品との価格差が1万円以内なら、新品を買った方が安心。

 2012年に1台目のWAVEDRUMを買って以来、宅録のドラム・パートのスネアは全てこれを使用してます。スネア以外のパーツは打ち込みでも、一つだけ生っぽいのが加わるだけで、ALL打ち込みとは「空気が」全然違うんですよね。私はもうWAVEDRUMなしの宅録環境には戻れないと感じてるので、だからこの製品に惚れてるというのも、単なる軽口や修辞よりかは、もうちょっと重い意味はあるのです。

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 1台目を買った時点で既に、WAVEDRUMは2台欲しいと思ってました。コンガの大小とか、手用・足用に各1面ずつとか、そういう使い方をしたいので。しかしその時は予算的に2台は苦しく、その代わりにWAVEDRUMのMiniを買ったりしたものの、これはWAVEDRUMの代用品となるものではなかった。またその後、ブラシ・スネアの音を出すためにはヘッドがコーテッドでないと不都合なのが明らかとなり、2013年に2台目のWAVEDRUMを購入した次第です。

 ですので、2台目のWAVEDRUM(白)のヘッドは購入後すぐにコーテッドに張り替えました。銘柄はLudwig LW3310。成田サウンドハウスで「一番安かったから」という選び方なんだけど、私の好みからすると、もっと薄いのが良かったかも。だからこれはそのうち、別の品物に張り替えるかも知れません。

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2014年8月追記;

 WAVEDRUM(白)のヘッドをREMO 110TDに交換しました。10インチのコーテッド/ディプロマット。REMOのヘッドの厚さが3種類(か4種類?)ある中での1番薄いものです。

 張り替えてから気付いたのですが、WAVEDRUMのヘッドの裏側ほぼ全面にはセンサーが張り付いてるので、つまりヘッドは実際にはほとんど振動してないので、これの厚さは音色にとくに影響しないようなのですね。迂闊でした。
 ただ、REMOのコーティングは紙ヤスリのようなザラザラ。Ludwigのはイボイボというかヌルヌルというかな手触りで、ブラシ用にはREMOの方がずっと良いです。この点では、交換して正解。

 ところで、WAVEDRUMに純正品ヘッドを張った場合の、ヘッド面とリムの位置関係は、

このように段差があります。ヘッド面がリムより飛び出してる。ところがREMOだと、

ツラ位置に近くなります(ヘッド面の方が少しだけ高い)。ハンドドラムとして用いる場合は、純正ヘッドの方、ヘッド面が飛び出してる方が叩きやすいです。スティックだと、リムとヘッドを同時打ちする場合はREMOの方がやりやすい(ような気がする今のところ)。
 Ludwigだとヘッド面は更に低く(リムより下だった)ハンドドラムとしてはもちろん、スティックでも扱いづらかったのです。この事も、REMOに交換して良かった点です。

 REMOのヘッドはドラム界の定番商品だと思うので、なのにWAVEDRUMの純正ヘッドと同じ高さにならないという事は、純正ヘッドは特殊仕様なのであろうか?

2012/04/09
(改)2013/09/06
(改)2013/09/08
(改)2014/08/31

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