Presonus BLUE TUBE

 プレソーナスのBLUE TUBEは真空管入りのマイク・プリ。2010年の夏頃に購入。

 自分的に、マイク・プリはMindPrintART DYAL MPの2台で充分満足出来ており、これ以上のものを宅録に求めるのは無意味と思ってます。マイク・プリを何台も買い集める必要はない。
 しかし私には、三味線を練習したり録音するのは自宅とは別の場所で行ってるという事情があり、これの録音をする時は機材一式をそちらに持ち込まなくてはいけない。それはちょっと大変なので、三味線場専用の、そちらに置きっぱにしておく(パソコンとマイク以外の)録音機材をもう1組揃えたいという気持ちがあります。

 そこで、試しにひとつ買ってみたのがBLUE TUBE。Presonusというメーカーのマイク・プリのレビューをWeb上で探してみると、概ね「低価格のわりには原音に忠実で使いやすい音」という評価が多い。そしてBLUE TUBEは"DRIVE"ツマミを上げる事で真空管の歪みを足す事が出来る。三味線と唄の両方をまかなうためのマイク・プリとしてはちょうど良さげではないですか☆それに小型なので(1U/ハーフラックサイズ)、出先に置きっぱにするものとしても都合がよい。

 とりあえず自宅でクラシック・ギターを録ってみましたが、好印象です。

 ただ一つ困った事が。コンデンサ・マイクを使うなら問題はないのですが、ダイナミック・マイクを使う場合、ノイズ多すぎで使い物になりません。メーカー公称値ではS/N=120dBで、かなりロー・ノイズなはずだから、これはちょっとおかしい。故障してるのかも知れません(ヤフオクで買った中古だから、そういう事は充分あり得ます)。修理して直ればいいんですけど、三味線の録音に使うマイクはリボンSENNHEISER MD441Uがメインなので、ダイナミック・マイクが使えないマイク・プリでは意味がありません。

痛い買い物だったかなという悪寒

 まあ、持ってて損はない品物だとは思うんですけど、ノイズの問題が改善しないなら売却してしまうかも知れません。しばらくは様子見という扱いで。


その後Focusrite Twin Trakを購入し、Presonus BLUE TUBEは不要となったので売却いたしました。

2010/10/28
改)2012/06/15

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