TEISCO TB-64 |
テスコの6弦ベースです。2009年頃ヤフオクにて、トレモロ・ユニットとナットが欠品のジャンク品として入手。その後、篤志の方からトレモロ・ユニットを譲り受けるなどの幸運もあり、2012年の春にレストア完了。 21世紀現在の一般的な用語としての6弦ベースとはB-E-A-D-G-Cにチューニングする楽器の事を指すので、ギターを丸ごと1オクターブ下げたFender Bass VIとか、このテスコのTB-64とかは、別の呼び方をするべき。なんだけどいろいろ面倒なので、当サイトでは「テスコの6弦ベース」という呼び方で押し通そうと思ってます。チューニングは現状、その「ギターのまんま1oct.下」にしてあります。弦長は760mmのショート。Fender Bass VIと同じですね。 さてその6弦ベース、私にとって必要か不要かと問えば、不要です。べつに無くとも困らない。ただこの楽器、音は良い。だから手放そうかどうかは現在審議中。様々なシチュエーションを設定して、この楽器の使いどころを探ってみたいから、結論が出るまでには2年くらい掛かると思う。ギター弦を張ってバリトンギターにする、ロータリー・エフェクトに通す等、定番の応用技も数種あるのだし。 2012/06/17 ■弦交換の記録
2014年8月追記; TB-64は手放しました@2014年7月。戦闘機のようなシルバー・ボディとモンキー・グリップ。そして6弦ベースというレア仕様。テスコ・コレクターなら絶対に手放せない逸品です。音色も良い。ただ、バンド編成の中でベースとして機能する音ではない。TB-64はあくまでも1オクターブ低いギターであって、ベースではないです。かといって、リード・パートにも不向きだ(ネック周り等の製品精度が低すぎますので)。つまりTB-64に、楽器としての実用性はほとんどありません。 というようなのは、まあ最初から分かってた事なのでもあるけど「実用性がない→不要だ→じゃあ手放そう」という気持ちの踏ん切りを付けるのに2年以上かかった、という事のようですね。 2014/08/03 |