リアPUはSupro string-through pickup。ラップ・スチール用のPUをそのまま載せてます。弦高調整不可・オクターブ調整不可なので、このギターはスライド専用機として用います。ベースプレートの丸穴には本来V/Tノブが取り付けられてたのですが、その位置ではスパニッシュ・ギターとしては操作性が悪いので、別途コントロールパネルを設け、V/Tノブはそちらに取り付けてあります。 　このPUは木ネジ4本でボディに固定するのですが、普通のストラトに載せようとすると、ベースプレートにネジ穴を一つ開け足さなくてはなりません。何故なら、 　しかしSTH-500Rのトレモロ・ユニットは、ストラトのよりもイナーシャ・ブロックが小型なのでザグリも小さい。そのためギリギリ、もとのネジ穴を生かせる＝このPUを全く無加工のままで取り付ける事が出来るのです。 　演奏中、右手はPUの天板に乗せます。その際、天板の四隅が尖ってると痛いので、少しだけヤスリで削って丸めてあります。