YAMAHA STH-500R(改)のコントロールパネル

 このギターのコントロールは1V/1TとPUセレクター・スイッチ。ホフナーのレプリカ・ノブがボリュームで、チキン・ノブがトーン。
 Vノブは右手小指を使うバイオリン奏法をしやすいよう、この位置にしてます。そのため、ボディ表面からザグリを入れてます。それを隠すため、厚さ2mmのアルミ板でコントロールパネルを作りました。塗装やメッキはせず、鏡面まで磨き上げもしないヘアライン風仕上げ。しばらくすると被膜が出来るので防錆対策などは不要。アルミは削りっぱなしでOKなので、素人工作には便利な素材です。
 取り付けネジの頭が7本見えてますが、実際は5点止め。2つは、ネジ頭だけを貼り付けたダミーです。なんでそんな事になってるかと言うと、ネジ穴を開ける位置を2個所ほど間違えたからです。ちゃんとした設計図など無く、場当たり的に作業してるからそういうミスを犯す。しかしこのパネルを成形するのには丸二日を要したから、新しくもう1枚作るなんてのは無理。アルミ板だから穴を塞ぐわけにもいかず、だから仕方なくダミーのネジ頭で塞ぎました。
 何もわざわざ、そんな恥さらしを書かなくてもいいのだが、こういう記録も残しておかないと自分でそれを忘れちゃって、次ぎにこのパネルを開ける時にダミーを無理にコジっちゃう可能性があるわけですよ。一応それを避けるため、ダミーの+溝には樹脂を詰めてあるのですけど。
 とはいえネジ頭の数が多いとメカメカしい仰々しさが増量されて、これはこれでカッコいいかも。近接した位置にネジ頭が2つ並んでるのも何やら意味がありそげで、厨二的にはこういうのがストライク(と思う事にしよう)。


 トーン・ノブに文字盤を組み合わせるのは、私の改造のお約束。見た目的にカッコいい……という事もありますが、実用上も便利です。
 それで、この文字盤とネジ穴の位置も、作業の進め方に計画性がないものだからご覧の通り、文字盤とネジ穴の位置が被ってしまいました。なので仕方なく文字盤を切り欠いてネジ頭を出しました。しかしこれも逆に、いかにもカスタム・メイドっって感じの精密感を生じさせる結果となって、う〜〜〜〜んこれはカッコいいかも☆というような自己満足が得らたなら、素人改造は取りあえず大成功ですわ。

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トーン回路のコンデンサについて;

 Supro PUに元々付けられてたコンデンサは↑のものでしたが、容量が大きすぎ(効き過ぎ)で使いづらかったため、↓のものを付けてあります。これといった特徴のない、素直な音色。

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