(お別れ録音)YAMAHA SG-30、2009年03月

2009/03/04
(改)2017/05/20


教育指導要綱に基づくロック教育を学校現場で行う際の文部省指定楽器に相応しいエレキを開発しよう

というコンセプトで設計されたのではないかとさえ思えてくる、1973年発売のSGシリーズ。いやなんか、プラスチック成形されたピックガードが給食のトレーを連想させるので。ある意味、ヤマハらしさが凝縮された製品かもですね。この70年代前半のヤマハ製エレキに、同じく70年代前半のヤマハ製アンプを組合せ、1976年の大ヒット曲、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」のコード進行を用いた作例を録音してみました。

どうもこれはちょっと我ながら、
馴れない事なんてするもんじゃない
とアタマ抱えたくなる仕上がりです。こんな事になるくらいなら普通に当たり前に「ホテル・カリフォルニア」をコピーすれば良かったとか、ギターがSGならサンタナねたでも良かった等々、つまり結果が芳しくないと無駄な後知恵も様々に湧いてくるものでございます。しかしこれは晒します。なぜならば、このわずか2分の録音物を作製するのに 約6時間もの時間を要した俺だから。それを没にするのは口惜しい。しかしこれを晒すのは苦しい。ヘタクソって悲しいものです。

・アンプはYAMAHA YTA-25
・マイクはSHURE 588SDX
・PUポジションは
・バッキング(低音)= F トレモロのINTENSITY=7 SPEED=3
・アルペジオ= R
・ソロ= F+Rで、Rのトーンを全絞り → BOSS OD-2
・2009年03月頃録音

 本当は歪みもヤマハ製品で揃えたかったんですが、私が持ってる唯一のヤマハ製ODを、この時たまたま人に貸してたのでボスを採用。

 リードの低音弦がぶよぶよゴムみたいな音になってるのは、Rのトーンを絞った私の設定ミスのせいかもですが、このエレキのサドルはナイロン製なので、それも関係してるとは思います。OD-2は低域が弱いし。

 このSG-30はPUの裏面に74年1月のスタンプが押してあるので、その頃に出荷されたものと思われます。ボディは軽くて剛性が低い感じ。なのにPUの直流抵抗値は15kΩもあります。


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