(お別れ録音)Norma、2009年06月
2009/06/10 (改)2017/05/29
テスコ絃楽器が製造した"Norma"ブランドのエレキ。型番は不明。Goya RANGEMASTERの日本製バージョンみたいな製品です。RANGEMASTERのコピーと呼ぶべきかもだけど、それはちょっとびみょー。その理由;
・Goyaはアメリカ製品って事になってるけど、それらのボディのいくつかは日本製かも知れない。
・この"Norma"が日本製なのは確かだけど、"Norma"というブランドが付けられてるという事は日本国外でアメリカ製品として売られてた可能性もある。
等々。
まあどうでもいいことですけどね。どのみちこれは1960年代末期の、見た目はカッコいいけど中身はアレなアレ・エレキです。
・アンプはYAMAHA YTA-25
・マイクはAUDIX D-1
・歪みはDanelectro CTO-1
・PUポジションはバッキングが1-4(Fの低音側とRの高音側)でリードが2-3(Fの高音側とRの低音側)
・2009年06月頃録音
アンプのリバーブをごく薄く掛けただけで、DAWで足したりはしてません。それでも、とくにリード・パートの方にリバーブ感が多いのは、楽器の方のハコ鳴りをPUがよく拾ってるからかもです。
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この"Norma"、中身はアレなエレキではあるけど、ネック周りなどは60年代末の日本製品としてはマシな方なので、最近私が試みてる「エレキでクラシック・ギターの曲を弾く」のに使えるのでは?という事で録音したのが、F.Tarregaのアラビア風奇想曲(の最初の方だけ)。
・アンプはYAMAHA YTA-25
・マイクはAUDIX D-1
・PUポジションはALL ON
・2009年06月頃録音
60年代末日本製品としてはマシな方ではあるけど、残念な事にこの個体は1弦のサドルが不調で、ペシペシと詰まったような音しか出ない状態でした。それさえなければもうちょっとマシな演奏が出来た(と思いたい)。
そういう不調個所は時間を掛けて調整すれば直るかもですけど、なんせ売却直前の慌ただしい中で録音してるので、別にいいかで済ませてしまう。後から考えると、惜しい事をしたものだと思います。
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