(お別れ録音)Teisco WG-2LとMorris W-40、2009年07月

2009/07/01
(改)2017/05/29


・1960年代の日本製安物エレキ、Teisco WG-2L
・1970年代の日本製安物フォーク・ギター、Morris W-40
2本まとめての「お別れ録音」です。

*)Morris W-40の製造年は80年代かも。

 このWG-2Lは水色。つまりレア・カラーな点は貴重な物件ですが、音の方はGF-PUを載せたWGとしてはごく当たり前の、つまりいかにもテスコなペラペラです。

Morris W-40の方は;
 こういう日本製安物アコギというのは、見た目は立派だけど楽器というより、いちおう演奏もできる原寸大プラモデルに過ぎない(木製だけど)。それは、以前Cat's Eyes CE 600を所有してた事のある私ですから、充分に分かってるつもりです。
 ですが現在の自分用アコギはYAMAHA LL-6Jで、やはりトップ以外は合板の安物。しかしこれは良く出来た製品なんですよ。ヤマハはコストパフォーマンスってのを実によく考えて楽器を設計してると思います……みたいな事を書くと、ホント自分がヤマハのシンパになったみたいでイヤなんですが、事実は事実だしょうがない。

 だから値段が安くて音もペラペラなのは以前に持ってたCat's Eyes(トーカイ)がアレだったからで、「実はモーリスもけっこういけたりして?」という好奇心からつい手を出してしまったのがW-40。それで使ってみた結果は、
・やっぱりダメ
・ぜんぜんダメ
というものでしたけど、まあバッキングでコードを刻むだけならアコギなんてどれも同じかなっていう作例↓

録音時の設定メモを残し忘れたので不正確ですが;
・WG-2LのPUポジションはたぶんRで、アリアのディレイを掛けてます。
・アンプはYAMAHA YTA-25でマイクはAUDIX D-1だったはず。
・MorrisはAUDIX D-1で収音。
・2009年07月頃録音

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 なお、私はここでトーカイやモーリスの悪口ばかりを書いてるように思われてしまうかも知れませんが、これらはあくまでも最低価格帯の製品に対してのみについての評でして、トーカイとモーリスというブランド全体に対してのものではありません。そもそも私はこの2社の高額な方の製品を一度も弾いた事がない。アコギ専門の奏者でもない私がたまに弾くなら安物で充分で、そういう価格帯から選ぶなら何がよいか?という事についての話しです。


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