(お別れ録音)Teisco Del Rey SPECTRUM 2、2009年09月

2009/09/01
(改)2017/05/29


 Teisco "Del Rey"ブランドのSPECTRUM 2は、カワイに買収された後、1960年代の末頃に遠州工芸で製造された製品。たぶん輸出専用モデルだったため日本国内では入手しにくいレアもの。
 ですがこの個体は前オーナーが配線を改造したようで"LOW CUT SW"がバイパスされてました。また、トレモロ・ユニットは故障してました。これはメイ・クイーン等に用いられてるのと同じタイプで、金属材の強度不足のせいか事故率が非常に高い。等々の事があってこのSPECTRUM 2、あまり状態の良くない個体だったのは残念。SPECTRUM 2のPUについては以下のページも参照して下さい。
Teisco Toneのパーツのコーナー
 このPUは3弦ずつスプリットされた小型のシングルですが、出力が非常に小さいです。私はずっと以前、楽器屋でSPECTRUMの別個体を試奏した事がありますが、それも出力は小さかったので、個体差の問題ではないと思われます。60年代中期テスコのギラギラした音色とは全く異なる、シックで落ち着いたジャズ・トーン……と言えなくもないが、ありていに言ってしまえばショボい音。でまあ私としてはこの大人しい、というより淋しげな音色を生かすお題として、たまたまこれを録音したのが秋口だったということもあり「ニュー・ヨークの秋」を選んでみたのですが、心静かに物思う秋の情緒を、電源起因と思われるハムや、PUに指が当たるカツンという音が台無しにするという作例が出来上がりました。PUの出力が低いんでノイズが目立ちやすいです。

この録音は設定等の記録をするのを忘れてしまったのでうろ覚えですが;
・アンプはYAMAHA YTA-25でマイクはAUDIX D-1だったはず。
・PUポジションはリードがFでバッキングがミックスだと思いますが、よくわかりません。
・2009年9月頃録音

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演奏内容について;
 最後の方のリードとバッキングがユニゾンになる部分、ここは単純なユニゾンではなくバッキングの方のラインをもう一工夫するべきでした。そういう事は翌日に聴き直す等の時間の余裕があれば自分でも気付くけど、これは「お別れ録音」なのである。つまり短時間でぱっぱと済ますものである。その作業の流れの中で、こういう部分を的確に判断できないというのが、オレって未熟だよなとつくづく思う。


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