DOD FX80B Compressor Sustainer

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 DOD FX80Bは型番の末尾にBが付くけどベース用ではなく、FX80の2ndバージョン(少し改訂した版)という意味合いらしい。つまりこれはギター用。アタックを硬めに強調してくれる方のコンプだと思います。

■リードの前半(L Ch.)はYAMAHA SJ-500
■ギター・アンプはYAMAHA YTA-25/マイクはAUDIX D-1
■PUポジションはF
■コンプの設定はATTACK=2時/COMPRESSION=3時半

■リードの後半(R Ch.)はGuyatone LG-880"MARROLY"
■ギター・アンプはYAMAHA YTA-25/マイクはAUDIX D-1
■PUポジションはF
■コンプの設定はATTACK=12時/COMPRESSION=3時半

■リズム・ギターはYAMAHA SR-700
■ギター・アンプはYAMAHA YTA-25/マイクはAUDIX D-1
■PUポジションはF+R
■ノー・エフェクト/クリーン・トーン

■ベースはYAMAHA BB-1200
■プリアンプART DUAL MPを介して卓直
■DUAL MPの設定はInput/Outputの両方とも11時 High Z Inputを使用
■DAWのEQで52Hz以下を10.7dBカット

■ドラムはIK Multimedia Sampletank

■2010年11月30日録音

*)2017年、SeeSaaからYouTubeに移し替える際、DAW上でリバーブを少し足しました。


ヤマハのストラト・コピーSR-700、これのPUは、
・フロントとセンターがVan ZantのTrue Vintage
・リアだけVan ZantのVintage Plus
だったのですが、この録音をした2010年11月、リアもTrue Vintageになりました。三つとも同じにした方が良いかなと思って。
 そして、私のSR-700は配線改造でF+Rが出るのが特徴ですから、早速その組合せでバッキング。ですが、これは良くなかった。少なくとも今回のようなパターンには不向きな音だと思います。

 F+Rではコード感が薄すぎて、この音に乗ってリードを弾くのは快くない。3コード・ブルースにコード感なんて不要だろうという気もしますけど、そうではないという事ですね。キーボード等がコードを補強してくれるバンド編成なら、また違った印象になるのかも知れません。


 今回、「お別れ録音」として初めて、ドラム・パートをわりとちゃんと作り込んでみました。
・ギターの録音を行ったのは2010年11月30日
・ドラムの打ち込みが完了したのは2011年1月25日
 約2ヶ月かかりました。といっても連日ガッツリ作業してたわけではなく、とりあえず完成と思える状態になったら1週間くらい放置して聴き直し、アレな個所を発見したら修正→その繰り返し。だから作業日数は実質5日くらいだけど、期間は2ヶ月とかになってしまう。

ドラムの打ち込みに対しては、苦手意識があります★ので時間が掛かる。べつに苦手意識があっても結果さえ良けれおkですけど、やはり結果も芳しくないわけで★しかし今後は、ドラム入りの録音も増やす予定。なぜなら;

 「お別れ録音」シリーズで扱う楽器は、主としてテスコ類。テスコは楽器としては非常にアレな代物で、どうせ「まとも」な演奏なんて出来ないから、むしろデタラメ弾きのお茶濁しの方が面白いよねなんていう道理の通らない言い訳をしながらここ2年間ほどは音ゴミの山ばかりを築いてきたのでありますが、その間せっせと不要機材の売却に励んだ甲斐もあり、現在私の手元にある放出予定のテスコも、残すところ数本となりました。ですので「お別れ記念録音」は間もなく終了いたします。しかし、今後も別テーマを設けるなどして音UPを続けるなら「テスコだからどーせダメ」という言い訳は使えなくなるわけで、となると当ブログ用の録音作業もそろそろ、
 言い訳なしの本気モードに移行すべきであろう
などと思いはじめた今日この頃です。本気モードって死語かもですけどともかくそういう事なので、じゃあドラムの打ち込みにも本腰入れてみようかと。ギター単体をテキトーに弾いただけではなく、楽曲としての完成形に近い形にまで仕立てる試みです。

 今回のお題に「スロー・ブルース」を選んだのも本気モード云々と関係あります。ブルースのようなシンプルでベーシックなフォーマットは、奏者の素養がモロバレになるから、やりたくない。避けて通りたい。という類の事を間もなく終了する「お別れ録音」で少し試しておくのは、良い考えじゃないですか。

 それで、ブルースというのはテキトーに定番リックを並べて済ませたってかまわないような題材ですけど、自分的にはもう、そういうのはやりたくないというのが最近の気分です。音楽が「人に聴かせるためのもの」であるなら、分かりやすいサウンド・アイコンとしての定番リックは適宜用いられるべきだし、またその用い方の良し悪しとは無関係に、とりあえずそれを演っておけば「受けが良い」のではありますわね。しかし私は、人前でギターを弾いてるのではない。だから、受けの良し悪しなど考慮する必要はない。だから、定番リックを並べただけ式のブルースなど弾く必要はないし弾きたくない。

 その代わり、「自宅に引き籠もり切りのお座敷ギタリスト」である自分にとって相応しい課題を追求する必要はあります。そうでなければ、宅録などをする意味もない。

 ではその「自分に相応しい課題」とは何か?という問いに対する答は、今のところとくに無く、とりあえず今回はいつも通り、行き当たりばったりのガチャガチャをやらかし音ゴミを排出。

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