(お別れ録音)Kawaiの2PUモデル(型番不明)、2010年04月

2010/04/03
(改)2017/07/01


 "Hound Dog Taylor"PUが2発載ったカワイ。型番は不明ですが、ハウンド・ドッグ・テイラーの使用機(SD-4W)よりも以前のモデルだと思います。

 カワイのエレキといえばハウンド・ドッグ・テイラーの、まさにハウンド・ドッグなあの音を思い浮かべる方が多かろうと思いますけど、実はこのPU、直流抵抗値が2.7〜2.9kΩくらいしかないんですね。音ちっさいです。おまけにV.Potは35kΩ。一体何を考えてこの値を選んだのか?ともかくこのモデルの素の音は、そういうものです。

 楽器全体としては、60年代日本製のものとしてはかなり「まとも」です。ネック幅が狭すぎる・握りが丸っこすぎるという点を除けば、弾きやすさもなかなかのもの。私はもう1本カワイを持ってるので(SD-3W)、ハウンド・ドッグな音等は後日なにする事として、今回は軽くさらっと、Hound Dog Taylor PUの素の音をご披露

■ギター・アンプはYAMAHA YTA-25。
■マイクはAUDIX D-1。
■バッキングのPUポジションはMix。リードはF。
■バッキングにBOSS DM-2。設定の記録無し
■2010年04月録音

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 当コーナーの音ファイルは全て、DAW上の編集・細かい切り貼り作業を行って仕上げてあります(一番初期のRoland R-09で録音したものは除く)。しかし今回のリード・パートは一発録りの無編集です。ゴミ・ファイルの山を築くに過ぎない当コーナーも1年以上続けていれば、段々内容も向上し、最近ようやく、
「おお俺も、1 takeでキメれるようになったぜ!」
っていうならステキなんですけど、実際はどうだか。

 ざっと一通り弾いてみて、これ以上付け加えるべきものも思い付けないし、プレイバックしても「まあこんなもんじゃないか」としか思えない。要するにマンネリって事ですか
 バッキングも12小節目で1カ所切り貼りしただけの2 take。切り貼り編集がないと30分くらいで作業終了してしまいます。

 録音した直後はこれでOKと思えたんですが、後日聴き直すとやっぱり、ぜんぜん弾けてないし弾き足りてないですわ。まあ「まだまだ良くなる余地が残ってるぞ」と思える内が花ですかね。いや逆に、自分の年齢を考えると「余地が残ってる」なんて考えは青臭くてダメなのかも。


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