About This Site/このサイトについて Teisco Tone ; since 2007/01/26 当所"Teisco Tone"は初期の日本製エレキについての情報・話題を集めたサイトです。 Teiscoと綴ってテスコと読みます。あるいはテイスコ/ティスコなど。日本製エレキの草分け、パイオニア的なメーカーの一つです。日本で一番古いのはGuyatone(グヤトーン)で、グヤ社は現在も現役のメーカーですが、テスコは1970年代の半ば頃に消滅しました。 当サイトで扱う話題は、日本でのエレキの大量生産が本格化した1960年代の初頭から、製造技術が世界標準レベルに追いついた(と見なす事の出来る)80年代初頭までの、約20年間についてのものが中心となりますが、とくに70年代より以前の日本製エレキは、およそ楽器とは呼び難いほど低品質なものが大部分ですから、そんな不出来なガラクタのためにわざわざ個人サイトを設置するのは酔狂にも程があるというようなものですけれど、私がこれら日本製の二流品エレキに関心を寄せる背後には、 ・明治期以来、国策として進められてきた日本文化の欧化 等々について研究するという大テーマがあり、それらを考えるための取っかかりの一つとして、あるいはおもしろい切り口として、初期の日本製エレキに注目してみるのも面白いのではなかろうかという考えがあります。というか、私の個人的関心事がこの数年間でそう言う方向に変化してきた、という事なのでもあります。ですので、前述したように1960〜80年代の20年間のエレキの話題が中心になるのはもちろんですけど、なるたけそこから範囲を拡げ、日本における外国音楽移入と欧化政策全体に関わる話題も取り上げていきたいと思っております。 当サイトの管理人について ・HN;牛込パン(パン屋さんではありません) ・しかし生まれて初めて間近に見たエレキはグヤトーンのセミアコだった@江東区大島のレコード屋のウィンドー。1974年、私が小学四年の時でした。ピカピカに光ってものすごくカッコよかった。学校からの帰り道にそれを眺めるのが日課だった。今にして思うと、あれは60年代エレキ・ブームの時以来ずっと店晒しになっていた、売れ残り品だったのでは…… ・というような事があったせいか、「グレコで大きく」なる世代であるはずの自分が微妙な方向へ脱線。10代後半はエレキの改造に萌えた。この時ギター・メンテに要する基礎知識と経験(ギターを成仏させてしまう経験も含む)を蓄積した事が後年、テスコ類を手にする際に役立つようになるなどと、その頃はまだ夢にも思わない当サイト管理人であった。 --------------------- ・当サイト管理人は、いわゆるコレクターではありません。数年前にグヤのマロリーを入手して以来、楽器をあれこれ手に入れたいという欲は無くなりました。心が充たされたのですね。 ・当サイト管理人は日本製エレキの礼賛者ではありません。 2007/07/07 |