「持っているだけで幸せになれる」という噂もあるBigsby B-5です(*)。

*米国民にとって、馬蹄は「お守り」なんだとか。

ごく単純な仕組みのトレモロ・ユニットなんですけど、特徴を箇条書きにしてみると、

・回転式
・回転軸受けはボール・ベアリング
・弦のボールエンドを「へんな棒」に引っ掛ける
・フレームはアルミ合金(だと思う)の鋳造
・アームは空回りしにくく半固定しやすい
・交換用アームが数種類発売されてる

こうしてみると、けっこう色々な特徴がありますね。日本製のコピー品も無数に作られましたけど、上記の特徴を全て充たした、本当の意味での完全コピーは作られてないはず。機能的には「ボールエンドを引っ掛ける棒」が重要で、あと「どーしてもワイヤー・アームじゃなきゃやだ」みたいな人はビグスビーを使うしかない。

案外いまだに、他社の追随を許してないビグスビーなのであります。

流線型がかっこいい。バイクみたい……と思ったらそれもそのはず、"Bigsby"トレモロ・ユニットを作ったPaul Bigsby氏は、元々はバイクのクラフトマンだったのでした。

重量は283g。

2007/02/22
(改)2010/05/03



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