ヤマハのフルアコAEシリーズに使われているブリッジです。黒檀製。



オクターブ調整のための「段差」が無い、シンプルな形状のものですね。弦高調整は可能。



ブリッジの台座は、何となく仏壇仏具関係の道具を思い浮かべてしまう形状というか、有り体に言ってしまえば、
位牌の足
に似てますかあ?

紫檀・黒檀などの南洋材は江戸時代(あるいはそれよりずっと以前)から仏具その他細工物の素材として用いられてきたので、エレキのパーツと言えども、黒檀の加工品かこういう形態を取る事はむしろ自然。

これぞヤマハ伝統のクラフトマン・シップ(かどうか)。

2007/10/20



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