テスコの超ショート・スケール・ベース、BS-101に用いられていたテールピースです。 このテールピースと組み合わされるブリッジは、BR62のベース用(弦溝4本)タイプ。
このスタイルのテールピース、ギター用のものは70年代の半ばになっても用いられていました(通販系激安エレキ限定ですが)。ベース用としては60年代の半ばで消滅したように思われます。
板材のプレス形成。製法はギター用のものと同じですが、板厚はベースの方が若干厚目なようですね。
このテールピースに現代のベース弦を張る場合は、弦を引っ掛ける溝を少し削って、幅を拡げる必要があります(4弦だけですが)。現行製品の中でも最も細いもの(ダダリオの6弦ベース用等)でも、溝を拡げないとダメなので、「昔の弦は細かった」という事ではないと思う。ボール・エンド部分の製法(巻き方)が違うのではなかろうか。 2010/02/22 |