KORGが1970年代前半にシンセサイザーに用いていたノブ。エフェクターにも使われています。
愛称は
火の玉ノブ(あるいは鳥の横顔とか……)
メタル・キャップ付き(たぶんアルミ製)で、そのキャップがペイントかカラー・アルマイトで色分けされています。他に「青」もあったかも。



スライド・ボリューム用の少し違った形状のノブもあったと思います。

このノブが使われていたのは、もしかすると1972〜4年の3年間だけ、製品数も
・シンセはminiKORG700/800DV/SB-100
・エフェクターはMr.Multi/VCF
の5機種だけだったかも知れません。なかなかの珍品のようで。

ポインタが飛び出している分回転半径が大きく、これをパネル上に多数並べるのは厳しい。シンセの設計が多機能・小型化を目指し始めた時点で、早々にボツったのでありましょう。
2007/01/06


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