これはお馴染み、Teisco WGシリーズのボディ&ネック。一見なんの変哲もない感じなのですが…… |
なんと、ボディとネックの接合部分がなめらかな曲線に成形されています。これでハイ・ポジションでのフィンガリングもスム〜ズに。 Teiscoだって「やれば出来るじゃん!」って感じでしょうか。 |
ただ、接合部分には亀裂が発生(ジョイント・プレートを5点止めにしたのもほぼ無意味です……このネジ位置では)。 まぁボディ材にラワンを採用している限り、こうなってしまうのも必定でありましょう。せっかくの新設計も(たぶん)ほんの一時試みられただけで、Kやスペクトラム・シリーズなどTeisco史の最終盤に至るまで、結局は「角形ポケット」が採用され続けたのでありました。 |