1967年に倒産・カワイに買収されたテスコの、1968年以降の製品に使われているペグです。

最大の特徴は、ネジ穴の位置がストリング・ポストと一直線上に並ぶのではなく、Fender"F"Key式になった事。片側6連、3+3ヘッドの両方に用いられています。




ツマミ軸も含めた全パーツが分解可能なので分解清掃はやりやすく、その点はレストアの際には有利ですが、ツマミ軸を支える鉤手(というか)が先代よりは華奢で、ここがあまり変形していたり摩耗していたりすると、精度の回復は望めなくなってしまいます。

ストリング・ポスト底部のウォーム・ホイールを固定するための部分、ウォーム・ホイール自体も先代に比べずっと簡素な形状になり、固定用のネジ山はプラス。

グヤトーンのペグとほとんど同じものなのですが、ストリング・ポストが"灯台型"ではなくなっているのが大きな違い。もはやこれは世界標準仕様なペグへと生まれ変わっており、ギター本体よりも一足先に、ペグの方はビザール期を脱しつつあったようです。



2007/01/15
(改)2007/05/17


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