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Harmonyのわりと高級な方のフルアコ(製品名不詳。そのうち所有楽器のコーナーで紹介いたします)に載せられていたPUです。 この製品のどこにもブランド名は記されていないのですが、まぁDeArmondのものなんだろうと思ってます。 外寸は86×34×15mmで、シングルPUとしては大型。他のDeArmondのPUとはだいぶ趣の違う製品です(ですのでこれはDeArmond製ではない可能性もあるのですが、だったらどこ製なのかといって思い付くアテもなし……)。 音色の方ですが、大型のシングルPUの代表選手であろうGibson P-90と比べてどうかというような話が出来れば分かりやすいのでしょうけれど、残念ながら僕はP-90に関しては楽器屋でCasinoやSuper400を「そういえば試奏した事が、あったけなぁ」といった程度なのでよく分かりません。レコード(CD)で聴いて耳に馴染んでいるP-90サウンドといえば、 ・グラント・グリーンのGibson ES-330 ・"TO CHI KA"の頃の渡辺香津美(LP Jr.) ぐらい。 まぁそれらP-90の音色とこのDeArmondとは全くの別物であるのは間違いのないところ。ハイ・パワーではあるのだが中低域は膨らんでおらず、なんというか「爽やか」な印象。こういうガッチリした造りのギターと組み合わせたらどうなるのかをそのうち試してみたいと思っております。 |
ポールピースがだいぶ飛び出してまして、フィンガー・ピッカーである僕にとってはちょっと使いづらいのが玉に瑕。取り付け位置が制限されるので「フロント・リア両方ともこのPU」というわけにはいかなさそうです。 そういえばKayのBarney Kesselモデル(あのPUもDeArmondかもしれない)は、PU全体を透明アクリルで包んでいたが、あれは(装飾目的もあるのだろうが)「ポールピースが飛び出していて使いづらい」事への対策も兼ねていたのかも知れません(現物を間近で見てみない事にはなんとも言えませんが)。 |