たぶんGrecoのストラト・コピーに使われていたと思われるMaxonブランドのピックアップです。 |
本体裏面にMaxonのロゴがあります。 |
70年代以降の日本製エレキはフェンギブのコピー中心になり、コピー技術も年々向上していったわけですが、ある時期までは「なんかへんなの」みたいな、「はんぱコピー」みたいな製品が大半だったわけで、このPUもそんな時期の製品なのかどうか、 「Fender系なのに配線が二芯シールド」 なのはまぁ良いとして、その配線の通る位置がPUのセンターではなく吊り下げネジ(低音側)の下あたりを通るようになってる(ご丁寧にもハンダで固定されている)のはどうしたものかと。 つまりこのPUが載せられていたストラト・コピーのザグリは、普通の ↑こういう形状ではなく ↑こんなような形だったわけです。 |
普通のストラト用PUより高さもありますし(約23mm)、底面プレートは金属製(たぶんアルミ)ですから、そもそも完全コピーを意図した製品ではないのではあります。 高さがあるので、ザグリの「深さ」の点でも、普通のストラトにはマウントしづらいPUです。 巻き数も多そうだから直流抵抗値も大きくなってると思うのですが、計測データ等はなし(これは既に売却済みです)。 2007/10/20 |