テスコのラップ・スチール用のPU、およびブリッジとテールピースが一体化したコントロール・パネル一式です。
リットーのビザール本によると、このタイプのPUが登場したのは63年頃との事。


PUの直流抵抗値は約6.8kΩ(配線された状態で計測)。

PUとポットが一体型のプレートでは、プレートがアースを兼ねるので配線が簡素です。


このPUはもちろんラップ・スチール専用の製品なんですけど、これをエレキに載せてみたらどうであろうか?
ポールピースのピッチは10mmですからフェンダー系にはちょっと厳しいけれど、ギブソン系のリア位置ならほぼジャスト・サイズと言えるのではないでしょうか。レスポール・ジュニアとかSGなど、つまりギブソン系フラット・トップのエレキにこのプレートごと取り付けたらなんか良さそうに思えるんです。

どんな音になるかは全く予想出来ませんが、少なくとも見た目はカッコいいに違いない。ライ・クーダーの改造ストラトにタメはれると思いませんか?


エレキに取り付けるとなると、このブリッジをどうするべきかが問題ですけど、何とか工夫してギブソン型のものを取り付けるか、あるいはスライド専用機としてこのブリッジのままで使うのも良さそうです。


2010/03/16



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