2004/07/10(その4)


劇場前にはこんな伝言板が……今どきこういうのを利用する人もいるのかどうか、ちょっと意表を突かれた感じがして思わず撮影してしまいました。




ハイテク化された傘立て……「コイン返却式」でございます。




国立劇場の「あぜくら」な壁面。あぜくら即ち奈良の正倉院を模したる外観を持つ国立劇場。正倉院とは数々の国宝を納めた「倉庫」なわけでして、これは「人間国宝を保存・陳列する博物館」としての国立劇場の性格を端的に表現する意匠ではあるものの、やはり「それでいいのか?」という気もしちゃったりして。

もっとも現代では湾岸あたりの倉庫を劇場や撮影スタジオに転用する例も多いので、ある意味時代を先取りしていたと言えなくない、こともない、かも知れない……。


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