2004/11/13(その1)

国立劇場の裏手でございます。楽屋口や関係者用駐車場のある辺り。
この日の公演のチラシ等はこちら




今回田之助さんのお話の会が開かれたのはここ、伝統芸能情報館でございます。
1階は「情報展示室」、2階は「図書閲覧室」、3階は「レクチャー室」ということで、しばいに限らず日本の伝統芸能全般に関するミニ博物館のようなものでございましょうか。入場無料でございます。
博物館……ではなく「情報館」と銘打たれているのは、物件の展示にさほどのヴォリュームはなく、視聴覚資料の閲覧が可能なのが売りの施設なんだと思います。今度の会でも上映されたようなちょっとした映画の類、こういうのは他にもたくさんあるようで、それをここに置いてあるパソコンの端末で(音声はヘッドフォンを使う事になってしまいますが)無料で見る事が出来るという、これは
大サービス!
でございましょう。この施設、出来てから何年目か知りませんけれど、こういうイベントの催された日でさえ充分に空いている状態でした。ここを利用しないテはないですね。

物件の展示の方は年に3〜4回のペースで入れ替えながら、その都度何かテーマを設けて行われるようで、現在は文楽のものが展示されていました。まぁヴォリューム的にさほどでもないとは先に書いたとおりながら見どころはけっこうあって、今回ので言うと僕的には義太夫の三味線を間近で見れたのが良かった。長唄のものに比べ、駒がそうとう高いものなのですねえ。
他には2階の図書館の蔵書が約23万冊ですか……素晴らしい!


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