| 2005/07/31 |
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港区新橋2丁目辺り。烏森通りからJR新橋駅方向の眺め。日曜日の午後4時頃です。 新橋のここいら辺というのも初めて来ましたが、日曜日の閑散としたオフィス街の夕方、ちょっと脇の路地を覗くと近所の子供達が、もうそろそろ茜色に染まり始めた夕暮れの光の中でなにやら遊んでいる有様は、僕の方の近所（牛込地区）と似た雰囲気もあります。 思えば新橋も神楽坂もかつては花柳界の中心地だった、その名残がどこかにあって、なんだか似たような雰囲気が生まれているのかも知れません。 それでも神楽坂界隈は、坂道が多かったり、土地区画が概ね江戸の頃のままの小分けでまとまった地所が少ないという条件のせいか、あからさまな再開発に晒される事も少なく辛うじてかつての街の面影を保っている……まあオフィス街としての規模も繁華さも新橋界隈と比べられる程でもないのではありますが、一方の銀座〜新橋というのは、そもそも江戸時代にビジネス街として開発された平坦な埋め立て地で、時代の変化に連れ大規模にその様相も変っていく、そういう運命を初めから負わされた街なのかもしれません。 |
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とまあそんな新橋の、むかしのよすがを偲ぶ遺跡も、ぽつりぽつりと散在しているようです。
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| 蕎麦屋の「砂場」。日曜日はお休みでした。 |