2006/03/21(その3)
北品川商店街の中ほどにあるお寺、法禅寺。
境内内は貸し駐車場なのでもあり。



境内右手にはお稲荷さん。



お寺さんの境内にもレンガ造りの物件がございます。



これは流民叢塚碑(るみんそうづかひ)なんだそうでして、天保の大飢饉で亡くなった人々を祀る供養塔なんだそうです。

(説明用看板の説明文の一部↓)
 天保4年(1833)に始まった天候不順は、その後数年におよび、多数の餓死者を出した。品川宿には、農村などから流浪してくる者が多く、この付近で病や飢餓でたおれる人が891人を数えるに至った。これらの死者は、法禅寺と海蔵寺に葬られた。本寺には500余人が埋葬されたという。
 初めは円墳状の塚で、この塚の上に、明治4年(1871)に造立の流民叢塚碑が立てられていた。昭和9年(1934)に境内が整備された折、同じ場所にコンクリート製の納骨堂が建てられ、上にこの碑が置かれた。
 碑の正面には、当時の惨状が刻まれており、天保の飢饉の悲惨さを伝えるとともに、名もない庶民の存在を伝えている。

平成6年10月30日 品川区教育委員会


との事。


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