2006/03/31(その1)
ここは千代田区大手町、和田倉濠噴水公園内にある「噴水公園レストラン」です。骨組みの木材が露出していて、広々としていて、壁一面が窓になっているという、ちょっと独特の建物ですね。

今日はこのレストランの閉店パーティーというか、実際は閉店するわけじゃなくて経営者が変わるだけなんですが、それに伴い今までの店員さん達は退職してしまうので、その「お別れパーティー」が催されているのです。
僕はそのパーティーの余興のバンド演奏に急遽駆り出され(当日いきなり電話が掛かってきた)、参上した次第。



僕はこの「噴水公園レストラン」なは、何年か前にも一度来た事があります(その時は友達の友達の結婚式で、やはり余興のバンド演奏係)。

写真では分かりにくいと思いますが、ここはけっこう広めのレストランで(天井がとても高い)、巨大な窓の向こうには和田倉濠の噴水、更にその向こうには皇居が見えるというロケーション。それで「いつ来てもわりと空いてる方のお店」で、営業時間は午後7時くらいまで。ですからここは、かなり美味しい「さびれスポット」だったようです。

どういう事かと言うと、つまりここは国営……じゃないですけれど、お役所がらみのどこやらが運営しているレストランだったらしいんです。そうでなければ東京のど真ん中で、こんな商売っ気のない店を構えてられる筈がありません。
ところが「民で出来る事は民で」が口癖の総理大臣が、こんな所にまでちょっかいを出したんだか知りませんが、このレストランも「民」の手に渡る事になった(らしい)。

ちなみにこのレストランその他を「民へ」移し替える経緯に絡んだムニャムニャで某大臣が週刊誌に叩かれ「急遽入院」したとかどーとか、そんな事もあったような曖昧な記憶もありますが、もう一年以上も前の事なので(この記事を書いているのは2007年5月)、細かい事は忘れてしまいました。


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