2006/05/14
蒲田の老舗キャバレー、ミカドにて……といっても「カメラ持ち込み禁止」という条件で入店したので、画像はありません。こんなの実に意味無しページなんですが、滅多に行く事もなさそうな物件ですから、記録だけでも残しておこうと思いまして。
営業時間に客として入店したのではありません。閉店後(午前3時すぎ)に、ここでちょっと仕事があったもので。

しかしここ、撮影出来なかったのは非常に口惜しい。老舗のキャバレーというのか、完全に「うらぶれた」方のキャバレーでして、しかも閉店後でしたから、そのガランとした侘びしさには格別のものがありました。低い天井には江ノ島のお土産やさんで売っているような、正体不明の飾り物が無数にぶら下がり。

店内は2フロアあって広からず狭からず。小さなものですが生バンド用のステージもあります。小型のグランド・ピアノとドラムセット、その他置きっぱなしにされたアンプ類やギター本体などの機材でステージ上はぎゅう詰め状態。ELK(だったかTeiscoだったか)のボーカル・アンプなんてのもあったりして。



2006年のこの頃、僕はバイトで「テレビの通行人」をやっていたのです。あんまりギャラが安いのでもうやめましたけど。
まぁ稼ぎという点では全然×なバイトなんですが、そのかわり普段なら入る事も出来ない(入ってみようとも思わない)物件が撮影場所になっていたりするケースが稀にあるのが面白かった。この蒲田のミカドの他には、

☆横浜元町から港の見える丘公園に向かう途中の坂道の脇にある古いクラブ、ベイ・サイド・クリフ
☆日暮里駅東口にある古い映画館(名前は忘れた。もう取り壊されちゃったかも)
☆鰻丼の老舗、銀座竹葉亭

なんてのが印象に残っています(竹葉亭はその後、普通に客として再訪しました。ここの鰻は美味い)。
そういう色々を見て歩くのは面白かったんですが、なんせ現場にカメラを持ち込むのは厳禁で、それはそれでストレスが溜まるようなところもあり。


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