2007/09/20(その1)

大日本印刷の工場。工場の敷地内を通る、この画面中央の道路は、べつにこの会社の従業員でなくても以前は自由に通行できたんですが、二車線化工事の完了に伴い体制が変わったのか、「関係者以外は通行禁止」になってしまいました。

この道を抜けると地下鉄市ヶ谷駅のすぐ側に出るので、そっち方面への近道として、ここは便利な道だったんです。だからいきなり通行禁止になるのは面食らうというか迷惑というか。もちろん今まで私有地内(たぶん)を好きに行き来させてもらってた事の方が特殊なんですが、特殊といえば、こんな町中に大工場を構えてるのも特殊なわけで、その事自体がはっきりいって迷惑で、こんな通せんぼみたいな意地悪をするなら、大日本の工場なんてとっとと消えてなくなりゃいいのに。どうせ斜陽産業なんだからと、
手の平返したようにぶーすか言い出したわたくしです。


尤も地下化されることが決まってる(はず)の当工場ですから、好むと好まざるとに関わらず、この建物群はいずれ全て消えて無くなってしまうはず。そうなるまえに記録撮影をしておきましょう。本日はもう夕方で条件が悪いから「一応押さえ」程度に。


このページの一番上の画像の建物は、出来上がった印刷物を一時保管して、搬出用のトラックに振り分けるためのもの。印刷機などのある工場本体は、この時計台のある建物の奥になります。
戦後間もなくか、もしかしたら戦前からある建物のように思えます。


工場本体入口に向かって右側の部分。



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