2008/01/01(その2)

この石段の撮影も年を重ねるたび、段々うまくなってきてる(という事にさせて下さい)。


いつも同じような事ばかり書いてますが、

階段とか坂道をそれ「らしく」撮影するのは難しいぞと


ここの鳥居は、なかなか由緒あるものなのでございます。新宿区指定有形文化財。


説明の立て看板があるので、それを引用しますと

 文化元年(1804)12月建立の銅製明神型鳥居で、高さ4.6メートル、台石0.55メートル、柱には、初願者・当八幡宮別当第七世智光、造立者・東圓寺現住仁龍他七名、鋳物師・西村和泉藤原政平の建造銘と、寄進者442名の名前や職業が陰刻されている。
 「八幡宮」の額は、播磨姫路十五万石の酒井家十一代当主雅楽頭忠道の書によるもので、八の字は八幡宮の神使の鳩一対によって形成されている。
 区内に現存する唯一の銅製鳥居で、意匠や製造技術にも優れており貴重である。

この神社にはもう一つ宝物がございまして、

新宿区登録有形文化財
市谷亀ヶ岡八幡宮の軍配団扇(ぐんばいうちわ)

 御府内備考続編之七目録(神社部・市谷八幡宮)には「団扇一本右者太田道灌所持之品図左之通」とあり、左に軍配団扇の図が記してある。当八幡宮には右記のものとして伝えられる軍配団扇が現在も保存されている。
 木製の柄に竹を編み、間に紙を挟み、表面には黒紫色で漆を塗って仕上げてるが、文様、文字はない。
 製作年代は未詳であるが、太田道灌ゆかりの軍配団扇として伝えられており、貴重である。

との事。



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