2008/05/03(その2)

井伊家の下屋敷跡に明治神宮が創建されたのが大正9年(1920)。今から約90年前ですね。
境内の樹木は、その90年前に植樹された人工森なんですが、創建の約100年後に森林としての見頃を迎えるよう、この人工森は設計されてるらしい、という話しがあります。

つまり現在2008年からの20年間くらいが、ちょうど見頃の時期なんだという事になります。


参道の中ほどに立つ二の鳥居、通称大鳥居
高さ12m・幅17m・柱の直径は1.2mで重さは13t。木造の明神型鳥居としては、日本一の大きさ。

創建当時の鳥居は昭和41年に落雷被害を受け、新しく作り直されましたので、この鳥居は二代目です。その時の日本には、もうこれだけの大木は存しておらず、台湾産の檜を用いて昭和50年に再建されました。


参道は、その大鳥居のところで(本殿に向かって左に)約90度折れ曲がります。そして本殿前でもう一度、今度は右に曲がります。つまり参道はクランク状になってるんですが、何故そういう設計にしたのかの理由は不明との事。


これが本殿前の鳥居。狛犬のない神社です。

とてもいい感じの場所ですけど、本殿前というより関所(箱根とかにある観光施設)のような風情。



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