2008/07/08

六本木・市三坂にて。稀宝堂ビルの解体が始まりました。




向こう側の民家群の取り壊しも、間もなく開始されます。

というわけで、この市三坂の中程から坂下にかけてけっこう広大な更地が作り出されたわけですが、その後は39階建てのマンションが建設される計画になってるんだそうです。人から聞いた話しなので本当かどうかは確認してませんけど、本当だとしたら、それはそうとうデカいマンションです。

なんですけど、ちょうどこの頃から日本国内のマンション不況ってのが表面化し始めたんですね。2007年10月〜2008年5月までの8ヶ月間に、改正建築基準法を原因とした建設会社などの倒産は累計で81件。負債総額は約1175億円(帝国データバンクの発表による)。

その後は
7月 ゼファー倒産・負債総額949億円
8月 アーバンコーポレイション倒産・負債総額2558億円
などの大型倒産が相次いだ事はニュースでも大きく取り上げられましたから、皆様もよくご存知の事と思います。住宅ミニ・バブルがはじけつつあるのですね。巷では、マンション価格が暴落するのではないかというような噂が囁かれてる、その最中に六本木三丁目地区再開発用の更地は仕上がったわけで、

こういう場合は、それでも計画通りその巨大マンションは建設されるのでしょうか。今さら後へは引けないのでしょうか。「空き地愛好家」の私としては、このまま更地として放置されてしまう事になるのが最も美味しい展開ですが、それはまずあり得ないっすね。



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