BOSS BF-2 Flanger |
発売期間:1980/06〜2002/03 フランジャーには、弱めの設定にすればコーラスの変わりにも使えるような大人しいタイプと、金属的なフランジ音を出せるいかにもフランジャーなタイプの2通りあり、 デジタル期になるとどっちもいけるタイプも登場してきますが、アナログのコンパクトものだと、そういう融通は効かないのが大部分だと思います。 ボスのこれは大人しいタイプですね。それでシェア率No.1を誇るボス製品ですから、「フランジャーってどんなもんだろう?」と思って、とりあえずこれを買った人は多いと思います。しかしBF-2では、いかにもフランジャーなジェットが出ませんから、がっかりして、以後フランジャーなんてイラネで固まっちゃった人も多いのでは無かろうか。そんな製品が20年以上の長きにわたって販売され続けていたのだから、罪な話しです。 日本製アナログ・コンパクトのフランジャーでも、金属音ハデハデなタイプはありますので、ボスのせいで擦り込まれてしまった嫌フラ観を打ち破りたい人(というか)は、有名ブランドにこだわらず、色々試してみたら良いかと思います。 尤も、大人しめであろうと金属音ハデハデであろうと、どのみち使う場面は余りなさそうなのがフランジャー、なのかも知れないので。
ツマミが白キャップのは後期型。発売当初はシンセ用黒ノブでした。
2008/06/28 |