2005/03/24(その10)
ガラス張り展示室の中に入ってみました。=G4 wide=



以前は高射砲もあった筈なんだけど見あたらない。どこか奥の方に展示しているのかも。

ちなみにこの展示部分は入場無料。さらに奥の方には有料の展示スペースがあって、見てみたい気持ちもあるのだが、ここは17時閉館。僕がここに来たのはもう16:45頃だったのでこの日は断念。=G4 wide=



機関車もあります。これは「泰緬鉄道」で使われていた車両。「泰緬鉄道」とは

昭和17年6月、日本軍はビルマ・インド進攻作戦の陸上補給を目的に、タイのノンプラドックからビルマのタンビザヤの最短距離、415キロの区間で鉄道建設を開始した。工事は(中略)鉄道第五、第九舞台を中心に連合軍捕虜や現地住民など約17万人が従事し、1年3ヶ月という驚異的な早さで、昭和18年10月に開通した。この区間はかつてイギリス軍が建設を構想したが断念したもので、険しい地形と過酷な熱帯気候などの悪条件のもと、敷設は困難を極めた。

この機関車は昭和11年日本車輌で製造され、石川県七尾機関区を走行していた機関車である。大東亜戦争において90両が南方に徴用されたが、タイで活躍し、この31号機は泰緬鉄道の開通式に参加した機関車である。戦後は、タイ国有鉄道で使用され、昭和52年に引退することになったが、泰緬鉄道建設に関係した南方軍野戦鉄道隊関係者が拠金してタイ国有鉄道から譲り受け、昭和54(1979)年、靖国神社に奉納された。
***以上は館内の解説板より=G4 wide=



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展示場を出て、西の方の眺め。近年高層ビル化した法政大学と、そのさらに向こうには防衛庁の電波塔。=G4 wide=


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