2006/01/11(その1)
港区麻布十番商店街にて。
僕は麻布とか六本木方面にはとんと縁がなく、滅多に来る事もないエリアだったんですが、去年頃からこっち方面に決まった用事が出来まして、この麻布十番商店街にもわりと足繁く通っております。
それでこの商店街、いつ来てもホドホドに繁盛しているようで、なかなか良い雰囲気です……「こんなに良いところだとは知らなかった」というのが正直な感想。
まぁ以前は電車の最寄り駅も無いような、僕のところからはかなり行きにくい場所だったんですが、地下鉄南北線が通って以来とても行きやすくなりました。

旨いもの屋も多く、どの店も美味しそうな臭いを通りにパタパタ扇ぎ出し、道行く人を釣ろうという作戦で、なかなか悩ましい商店街でもありますね。
この画像のたいやき屋さん、「建築計画のお知らせ」が貼り出されていますから、たぶんもうすぐ、建て直されてしまうのでしょう。



こういう「たぬき」は蕎麦屋のものと決まっていると思っていましたが、麻布ではおせんべい屋さんの前にも立っています。店の名前もそのまま「たぬき煎餅」。
おせんべい専門店でして、せんべいばかりを何種類も商っているのですが、代表作の「たぬき煎餅」は1枚¥100もする超高級おせんべいなのでございます。僕も試しに買ってみましたが、とても薄味の煎餅でして、それでも満足感の大きい味なのは素材の良さゆえか、それとも焼き方に特別なノウハウがあるのか。僕はかなり「薄味好み」ですから、この煎餅の味に馴れてしまうと他の煎餅が食べれなくなってしまいそうです。

ですからこれを普段自分で食べるように買おうとは思いませんけれど(高いし)、1枚¥100ですから20枚入りの箱詰めが¥2,000。これは時候の挨拶やちょっとしたお土産、楽屋へ差し入れ等の用途にどうかなと。
もちろん手渡す時には、「これは1枚¥100もする!せんべいなんですよー」という説明込みで、ちょっとその場を盛り上げる役割としても良さそうです。


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