2007/05/23(その2)

「1975年の歌う天気予報・そのロケ地を訪ねるシリーズ」の第2弾は清水谷公園
冒頭のシーンに使われてる場所ですね。さっきの弁慶橋から、2〜300mの距離です。すぐそば。

弁慶橋は32年前とそれほど変わってないようですが、この清水谷公園の変貌ぶりは、ちょっとショッキングなほど激しく。
上の画像の中央(舗道の左側)、白というかベージュ色っぽい広いスペースがありますが、以前の清水谷公園は、ここのほぼ全てが小さな堀割というか水路というか、池みたいなものだったんです。舗道には手すりも何もなく、その堀割の上に石製の橋が渡してあって……というような事は、その「75年の歌天」映像を見てもらえば分かる事なんですが。

僕は清水谷公園、小中学生の頃に何度か遊びに来たことがあります。20代をすぎてからも1〜2度来たっけかな。だから「75年の歌天」を見た時はすごく懐かしく感じ、懐かしさにほだされて来てみたところが、この有様。


以前はたっぷりあった水量も、現在はちょろちょろ流れる程度になってますか。
清水谷というだけあって、自然の湧水を利用した堀割だったのではないかと思います。水源は、この公園の背後の小高い丘(だと思う)。
現在は地名だけが残ってる「赤坂溜池」、あの一帯は江戸時代には湿原というか沼地だったわけで、ここら辺は地下水量の豊富な地帯だったのでしょう。それが、地面がアスファルトで覆われるとか丘が削られるとかして年々湧水は細くなり、今ではちょろちょろ流れの一筋を残すのみ(ではないかと勝手に想像)。


公園内にはいるための橋も、大幅に作り直されています。



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