Teisco WG-4L
←サムネイルをクリックすると拡大画像が開きます。以下同様。

この画像、被写体の状態が良くない(メッキと塗装の傷みが多い)うえに、撮影もイマイチ失敗してるので、そのうち別のものに差し替える予定ですが、とりあえずUPしておきます。


という事で、テスコの(たくさん売れたという意味での)代表機種、WGシリーズの4PUモデル、WG-4Lでございます。

WGシリーズが売り出されたのは(たぶん)1963年。最初期の製品は、
軍艦PU/ピストル・ヘッド/ストライプ無しピックガード
で、トレモロ・ユニットはたぶんこのタイプ、あるいはトレモロ無しという仕様だったものが、数年間の変遷を経て辿り着いた、最終バージョン(たぶん1966年以降)が、この画像のものでございます。


コントロールは、
・各PUのON/OFFスイッチ
・マスター・ボリューム/マスター・トーン
・リズム/ソロ切換スイッチ(パッシブのHPF・全PU共用)
という構成で、これはK-4Lとほぼ同じものですが、K-4はリズム/ソロの切換が、リズム/ソロ/ベースの3段階になってます。

それと、K-4Lのフレット数は22ですが、WG-4Lは20です。指板が短い分、各PUの取り付け位置の間隔が広いのがWGの特徴で、隣り合ったPUをONにした「いかにもハーフ・トーンで鼻に掛かったような音」は、KよりもWGの方が出しやすいと思います。


テスコのエレキの塗幕は概して薄いものですが、この個体は保存状態が悪かったのか、細かいクラックが多量に発生していました。金属パーツのメッキもかなり傷んでおりました。



各パーツ名をクリックして下さい。

2008/08/04


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