通称Kピックアップゴールド・フォイルと並ぶテスコの代表作です。
1964年か65年にTG-64にマウントされたのが初登場(たぶん)。その後Kシリーズに採用され、そのK-4Lがデビット・リンドレーのメイン・ギターであるという事もあって、現在の通称がK-PUとなる訳ですが、上記2機種に限らず、またソリッド/ホロウ・ボディの別もなく実に様々な機種に載せられ、テスコ・ブランドの消滅する60年代末年まで販売されました。販売期間が長く、しかも3〜4PUモデルに使われている場合も多いですから、世の中に出回っているK-PUは、かなりの数になると思います。




シングルPUなんですが、かなり重たく(Gibsonスタイルのハムよりも重いかも……そのうち計測してみます)、高さもあります。ストラトにリプレイスしたい場合、深さ方向にもザグリを増やす必要あり。




ポールピースには段差が付けてあります。一番低いポールピース(この画像の右側)が1弦側になるようにするのがメーカ推奨のマウント方向。




各部寸法です。測定の精度は+/- 1mm程度だと思ってください。またカバーの変形などがある場合には個体差も大きくなるものです。
採寸したのは「リプレイス目的でピックガードやエスカッションを自作する際の便利のため」が主目的ですので、とくに外寸に対しては、誤差が出たとしても「どちらかというと大きめ」な方に転ぶような数値の取り方をしております。



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