Fuzz5

（お別れ録音）歪みエフェクター4種類、2010年8月～2011年2月

2011/03/18
（改）2017/06/17

　2010年の8月、知り合いがPrescription OUTBOXを売却したいっていうから私がヤフオクに代理出品。その際にOUTBOXを「お別れ録音」しました。でもまあ、それはとても残念な内容で、しかしベースにテスコのPhantom-Bを用いていて、それの音自体は意外に（予想外に）良いと思ったのですね。

　このベースを私が入手したのは2007年頃（だったと思う）。入手してわりとすぐに知人に貸して、そのままずっと貸しっぱになってたのが、たまたまその2010年8月、久しぶりに自分の手元に戻って来てたので使ってみたわけです。そしたら意外なほど良い音だった。

　まあ、期待値が低かった分、逆対比効果が大きくなり、なんかすごく良いように錯覚しただけだったかもですけど。ぜんぜん期待してなかったのは本当の話しで、その証拠にこの録音ではベース用のアンプではなくギター・アンプにただ突っ込んで録るという杜撰な作業。しかしそれでも、1960年代末のサイケ・ロックみたいな曲調にはよく合うベース音が出てしまった（ような気がした）ので、ちょっと驚いてしまったのですね。

　という事があった2ヶ月後の10月。今度はFresher FN-281という安物ムスタング・コピーの「お別れ録音」をする際、ディストーション＋ワウを掛けた音を録っておきたくなり、じゃあOUTBOX用に録ったベースを流用しようかと。

　更にその数ヶ月後の2011年2月。OUTBOXを売った知り合いがPrescription Experience FuzzとMASF PARANOIDも売る事になり、じゃあまあそれも同じベースに載せて「お別れ録音」を。

　という事で、同じベースに載せて歪みエフェクターをガーガー鳴らす作例が5つ出来てしまいました。使ったエフェクターは4種だけど、Experience Fuzzは設定を違えて2通り録ったから都合5つ。

　結果的には、どれもﾅﾝﾀﾞｶﾅｰな出来だったですよ。自分、やっぱりこういうのは向いてない。何度かチャレンジを重ねれば少しはマシになる、という事もなかった。でもそれら5つの音ファイルはSeeSaaブログで公開してました。

　そして2017年。SeeSaaの音ファイルを全てYouTubeに移す事になり、その際あまりにも不出来な作例は廃したい。じゃあこの、歪みシリーズの5つはどうしようか。
　かっこ悪すぎるんで残しておきたくはない、という気持ちがある一方、4つのエフェクターの内マクソンを除く3つは、どれもそれなりに高価だしレアかもだしな製品なので、資料的な価値は多少はあるかも。だったら残しとかないともったいない。クラシック・ギターを色々なマイクで録るテストも同じような理由で残す事にしたのだし、じゃあ歪みシリーズも残しましょう。という事で、その5作をこの1ページにまとめて並べておきます。

　5つある内の最初の2つは、SeeSaaに置いてた時はドラム・レスでしたが、YouTubeに移すに当たってそれらにもドラムを加えました。といっても元々ドラムありだった3つのトラックを適当に継ぎ接ぎコピぺしただけですが。

　ミックス・バランスも変更してます。SeeSaaにUpした時はベースの良さを強調したかったため、ベースの音量が過大だったです。

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作例その1；
Prescription OUTBOX