(お別れ録音)Teisco MJ-2L、2010年10月

2010/11/13
(改)2017/07/18
(改)2017/07/29


1963年に発売開始され、67年頃まで販売され続けたMJシリーズ。販売期間が長いためパーツ等が異なるバージョン違いが数種あり、2009年にお別れ録音したのは最終型で、今回のMJは初期型の方。載せられてるPUは、フルアコ用後付けPUとして販売されていたGM-F1

■リード/バッキングともMJ-2L
■ギター・アンプはYAMAHA YTA-25/マイクはAUDIX D1
■PUポジションはリード=F/バック=R
■リードにはBOSS DM-2。設定は、全てのツマミをセンター
■バッキングはDAW上でダブル・トラックにし、その片方を数ミリ秒ディレイさせてます。

■ベースはTeisco Phantom Bass
■ギター・アンプはYAMAHA YTA-25/マイクはAUDIX D1
■PUポジションはF

■2010年10月02日録音


 GM-F1はなんというか、すごく「可愛い音」だと思うんです。普通の意味でのエレキの音とは違いすぎるんで使う機会は少ないかも知れないけど、こういう音のエレキを1本くらい持っててもいいかな。ただ、標準的なポップスのバンド編成=ドラムやキーボード等が加わった状態だとオケに埋没して、まるで聴き取れなくなってしまうかも知れない、そんなような音ではありますね。
 録音を終えてからバッキングが薄すぎるように思えてきたので、DAW上でダブル・トラックにしました。

 ベースは前回と同じセッティング。ギター・アンプで鳴らしてマイクで拾ってます。PUポジションはF。ですがこの音は×ですね。こういうパターンを弾くならお作法通り、フェンダー系を使うべきでした。ただしベースは、ドラムと組み合わせてみない事には実際の良し悪しは分からないです。


 今回の音ネタはソウル・クラシック的な王道パターン。意外に今まで、こういうのをやってなかったです。しかしいったい何がいけなかったのか、ソウル・クラシックというよりオールディーズ、しかもいわゆる赤坂界隈で言うところのオールディーズみたいなものが出来上がってしまった。

 弾いてる事といえば、これ系の定番リックを並べただけなんですけどねえ。フレーズの組み立て手順とかタイム感とかが、日本人のそれになってる(のかも)。日本人が弾いてるギターなんだから日本人の歌い方になって悪い理由もないですけど、それじゃあダサいって事です。シンプルなものは素養がバレやすいから怖い。お里が知れるってやつですね。


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