(お別れ録音)electro-harmonix mini Q-TRON、2011年11月

2011/11/27
(改)2017/09/18
(改)2017/10/07



(↑シールが貼られてるけど違和感ないのでそのまま撮影)

 このペダルに関しては、とくにくだくだしく述べるべき事は何もございません。使って安心の定番サウンド。筆者はエレハモ信者です。

 これも確か、知り合いの持ち物をヤフオクに代理出品するついでの「お別れ録音」だったはず。ちょっと記憶曖昧。ヤフオクに出さずに私が買い取っても良かったのだけど、どうせQ-TRONを使うならminiではなくフルの方が良いかなと思ってしまったのでは売却。タッチ・ワウにすごくこだわりがあるわけではない、時々ちょこっと使うだけという人なら、miniで充分かと思います。

■R ch.のカッティングと後半のリードはYAMAHA SC-800
■ギター・アンプはYAMAHA YTA-25/マイクはAUDIX D1
■PUポジションは;
・カッティング=F
・リード=C+Rの逆相
■mini Q-TRONの設定は;
・カッティング MODE=LP/DRIVE=9時/Q=センター
・リード MODE=BP/DRIVE=9時/Q=2時

■L ch.のギターはYAMAHA SR-700(改)
■ギター・アンプはYAMAHA YTA-25/マイクはAUDIX D1
■PUポジションはF
■アンプのトレモロを使用。設定はINTENSITY=7/SPEED=5(センター)

■ベースはYAMAHA SB-800S
■プリアンプART DUAL MPを介して卓直
■DUAL MPの設定はInput/Outputの両方とも11時 High Z Inputを使用
■ブレイク時のフィルインにのみmini Q-TRONを使用
・設定は MODE=LP/DRIVE=9時/Q=4時

■ドラムは打ち込み

■2011年11月6日+22日録音

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 ベースのSB-800Sは入手したばかり。とりあえずひっぱたいてみましたって感じの作例です。0:44〜0:53のフィルインにだけQ-TRONをかけてみましたけど、このペダルはギターよりもベースに使った方が良いのかも。ちょっと歪んじゃってますけど、フィルターが動く時にケーケーコーコー言う度合が、ベースの方が多めに現れると思う。

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 後半のSC-800のリードは、この製品ならではの逆相接続にしてみました。こんな無駄機能をわざわざ使う必要はないのだけど「お別れ録音」の主旨からすると、機材の機能はなるたけ全て試しておきたい。それであえて使うならワウとの組合せ。まあそんな使い道しか思い付けないわたくしです。


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SC-800のバッキングについて;

 私は「左手の親指で低音弦を押さえる奏法」が出来ません。これは私の、技術上の弱点の一つです。ジャンルによっては必須の技。というかコーネル・デュプリーは左手の親指を使いまくってるのだから、これが出来ないのは非常にマズい。私はとくべつ手が小さいのでもないんだけど、なぜか親指を6弦側に出せないのですな。

水かきが大きいからだろうか?

とかそういう事ではなく、大抵こういうのは技術の有無と習慣の問題です。ところでSC-800のネック幅はかなり狭い。厚さも薄い。だからこのネックでなら私でもかろうじて、親指で低音弦を押さえる&ミュートする事が出来るから、今回の録音ではその奏法を用いてます。

 まあ普段してない事を付け焼き刃的に、録音の時にちょこっと練習しただけでやってみても、上手くいくわけがなかったです。しかし今回のをキッカケにして、最近は親指技の練習にも取り組んでるんですよ、というような事もないのである。いやホント、出来るようになった方が良いんですけどね。


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